韓経:現代自がストで苦しむ間に…トヨタは外部から人材迎え入れ

韓経:現代自がストで苦しむ間に…トヨタは外部から人材迎え入れ

2017年11月30日10時52分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  日本の自動車業界が「靴ひも」をきつく締め直している。ドイツのフォルクスワーゲンとグローバル市場でトップを争う日本のトヨタ自動車は例年より3カ月早く役員級人事を行ない、金融業界など外部から人材を迎え入れる「輸血」を断行した。スバルは新型主力スポーツ多目的車(SUV)を新たに出し米国市場で現代自動車追撃に乗り出した。

  急激に変わる市場の流れに早く対処するため日本の自動車業界が覚悟を固めているものだ。これに対し4年前に比べ営業利益率が半分になった状況でも労組が名分のないストと急激な賃金引き上げ要求という旧態を継続する現代自動車は明確に対照的な歩みを見せている。

  29日付日本経済新聞によると、トヨタ自動車は28日に80人規模の来年度役員級人事を断行した。通常1月に部長以下級、4月に役員人事をしていたのと比較すると3カ月以上早く役員陣を総入れ替えした。役員交替時期を繰り上げ組織の緊張感を高めるという意図と分析される。時期だけでなく内容面でも外部人材を高位ポストに招くなど今回の人事は破格という評価が多い。成長性が大きいアフリカ市場を開拓するために貿易会社である豊田通商から今井斗志光常務を輸血した。カーシェアリングなどの拡大に対応して販売金融部門を強化するために三井住友銀行から福留朗裕常務を迎え入れた。また、トヨタ自動車出身で部品メーカーのデンソーやアドヴィックスなどに移籍した「オールドボーイ」らを帰還させ部品メーカーとの連係も強化したと評価される。

  トヨタ自動車がこのように緊迫して動くのはグローバル自動車業界の環境が一寸先を見通すのが難しいほど急変しているためだ。トヨタ自動車は今年1025万台の自動車を販売し5年連続で成長する見通しだ。だがトランプ米大統領が数回にわたりツイッターでトヨタ自動車の一挙手一投足に圧力を加える発言をしており、中国とインドなど超大型新興市場で電気自動車優遇政策が施行されるなど現状に安住することはできない状況が続いている。

  トヨタ自動車の豊田章男社長は「(グローバル自動車市場競争は)勝ち負けの戦いではなく死ぬか生きるかの瀬戸際の戦いになっている」と早期役員人事断行の背景を説明した。

  世界最大の自動車市場である米国市場では日本の中堅自動車メーカーのスバルの「星雲」マークが明るく輝いている。米日刊紙シカゴトリビューンによると、スバルは今年米国市場で販売台数基準で起亜(キア)自動車を上回り現代自動車をあごの下まで追撃する見通しだ。

  今年に入り10月までの現代自動車とスバルの販売台数格差は3万2000台ほどにすぎないことがわかった。昨年は同じ期間に両社の格差は15万台に達した。有力自動車ディーラーのジョージ・グラスマン氏は「スバルが現代自動車を追い抜くのは十分に可能だ」と指摘した。

  スバルはロサンゼルスモーターショーで新型SUV「アセント」を公開するなど米国市場攻略に拍車をかけている。
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