【社説】「第2のLINE」探しに欧州に行くネイバーの革新DNA
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.25 09:45
ネイバーの創業者李海珍(イ・ヘジン)理事会議長が来年3月に退くことにした。アジアを超え欧州・北米市場でネイバーの未来を探すためだ。8年間ともに会社を率いた金相憲(キム・サンホン)代表も一緒に退陣する。李海珍議長は12年ぶりに議長職からも退く。グローバル市場を狙った勝負に最大限集中するためだ。
李議長が海外に目を向けたのはずいぶん前だ。2011年に国内事業からは完全に手を引いた。グローバル市場で突破口を探さなければグーグルやフェイスブックのような企業との競争で生き残ることができないと考えたのだ。彼は日本を最初のターゲットとした。彼の挑戦は5年で実を結んだ。7月にネイバーの日本子会社LINEは米国と日本で同時上場した。LINEは200カ国余りで2億人のユーザーを確保した。日本と台湾では国民メッセンジャーとなった。LINEの成功はネイバーを売り上げ3兆ウォン台の企業に成長させた。