北朝鮮、ついにホワイトハウスを射程圏に…トランプ氏「我々が解決」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.30 10:46
北朝鮮が米国ホワイトハウスを核ミサイルを攻撃できる射程圏に入ったと主張した。北朝鮮官営メディアである朝鮮中央テレビは29日、新しい大陸間弾道ミサイル(ICBM)である火星15の発射の成功を報じ、「米国本土全域を打撃できる超大型重量級核弾頭装着が可能だ」と脅威した。同時に「金正恩(キム・ジョンウン)同志が『今日やっと国家核武力完成の歴史的大業、ロケット強国偉業が実現した』と宣言した」と報じた。
実際に、この日午前3時17分、北朝鮮が平安南道平城(ピョンアンナムド・ピョンソン)で正常角(30~45度)より大きい角度で発射したミサイルは頂点高度4475キロメートルに達し、53分間950キロメートルを飛行して青森県近隣排他的経済水域(EEZ)に落ちた。米国のミサイル専門家であるデビッド・ライト氏は「もし正常軌道に飛行したとすれば、射程距離が1万3000キロメートルを超えただろう」としながら「ワシントンDCに十分に到達することができる」と分析した。