朴大統領はこの日午後にはエド・ロイス米下院外交委員長一行と面会した。ロイス委員長は先月３１日、米カリフォルニア州グレンデールの日本軍慰安婦少女像を訪れた親韓派だ。

朴大統領は「最近ロイス委員長の（少女像を訪れた）写真１枚が韓国の国民皆を感動させた」として「グレンデールにある慰安婦少女像を訪問し、最近亡くなったファン・クムジャさんを弔問されたことに対して国民がとても感動した」と挨拶した。日本軍の慰安婦問題について朴大統領は「少女の時期に一生忘れられない痛みを体験した数多くの女性がみな亡くなり、昨年もまだ１人が亡くなって５５人しか残っていない」として「この問題も早急に解決されなければならない」と話した。

ロイス委員長は「国連北朝鮮人権調査委員会（ＣＯＩ）の最終報告書が北朝鮮のおぞましい人権状況を指摘している」として「朴大統領が提示した統一ビジョンは国際社会との協力を盛り上げるための良い機会を提供するだろう」と話した。朴大統領はこの日、リトアニアのダリア・グリバウスカイテ大統領とも首脳会談をして両国の協力案について議論した。グリバウスカイテ大統領は、リトアニア初の女性大統領で２０１２年に核安保首脳会議参加のために訪韓したことがある。

◆経済関係長官会議で細案を公開＝朴大統領は就任１周年を迎える２５日に「経済革新３カ年計画」の細案を発表する。記者会見や懇談会の代わりに新しい経済構想発表を選択した。閔庚旭（ミン・ギョンウク）報道官は「政府が２５日の第４回国民経済諮問会議兼経済関係長官会議を通じて経済革新３カ年計画を発表する方針」と明らかにした。会議には朴大統領やヒョン・ジョンテク国民経済諮問会議副議長ら諮問委員と経済副首相らが参加する。


朴大統領「離散家族しばしば会える根本対策を」（１）