「韓国の教育への熱意、悪くはないが…全てではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.10 14:40
ローマ法王庁は単にカトリック信仰の中央政府ではない。巨大な教育機関でもある。もちろん直接教えはしない。傘下の教育部で全世界15000校に上るカトリック系大学の教育方針・理念などを掌握する。韓国のカトリック大・西江(ソガン)大などがこれに属している。信仰と理性、2本の軸を基本に専門的な知識を備えるということと同時に、共同体の助けになる能動的な市民を育てるのがカトリックの教育目標だ。
このようなカトリック高等教育の実務最高位職のフリードリヒ・ベヒナ神父(47)が韓国を訪れた。法王庁の教育部次官補である彼は、オーストリア出身だ。ローマのグレゴリアン大学で博士学位を取って、この分野で10年仕事をしている専門家だ。アジア8カ国の44のカトリック系大学の理事長・総長ら関係者たちが参加した中で先月カトリック大(パク・ヨンシク総長)で開かれた総会(ASEACCU)に参加した。