【チャイナインサイト】中国に流出した韓国の国家核心技術は12件(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.27 14:04
2012年から2017年まで流出した国家核心技術事故の過半(12回、57%)が中国によって発生した。流出した技術は高付加価値船舶設計図面、LNG船建造技術などの造船技術、OLED(有機発光ダイオード)素材技術、OLED洗浄技術などモニター液晶技術、二次電池(充電を通じて半永久的に使う電池)に関する素材と製造技術などだ。これらは韓国が相対的に競争優位にある新しい成長動力産業に利用される技術だ。
一般的に開発された技術が事業化するまでには製品の難易度と複雑性により約2-5年の時間が追加で必要となる。世界OLED市場の場合、2012年に技術流出事故が発生し、以前までは世界市場に出ていなかった中国が新たに姿を現し始めた。これを受け、2016年にOLED関連の中国個別企業(CSOT BOEなど)の売上高は前年比65.4%増加したが、韓国の世界OLED市場シェアは減少した。中国の世界シェアは2017年の7%から2020年には20%へと急成長が予想される。