環球時報「韓国企業、『THAAD報復』でなく『競争力不足』のせいで中国市場を失った」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.01 15:09
中国官営メディア「環球時報」が韓国製品の中国市場での苦戦がTHAAD配備による報復のためでなく、自主的な競争力低下のためだと分析した。韓中両国が関係改善に向けた共同合意文を発表した中で、韓国企業の努力が重要だという指摘をしたわけだ。環球時報は31日「韓中協力関係を回復するには中国だけ努力することでない」というタイトルの社説で「中国外交部のきょうの声明を見れば、韓中関係が解消され始めたと見られる」としながら「しかし、韓中関係が冷え込みやすいため、回復するにはさらに努力する必要がある」と主張した。
また「自動車、携帯電話などが1年しか経っていないうちに中国市場を失ったのは中国政府の報復の結果でなく、韓国の競争力が足りないから」として「韓国が中国市場を取り戻すためには『再創業』『最初から始める』という決心が必要だろう」と付け加えた。「韓中関係がまもなく正常化するが、中国人の韓国に対する好感はすぐ回復できないだろう」というのが理由だ。