現代車の賃金団体交渉決裂、労組はストライキの手順に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.07 10:17
現代自動車労働組合がストライキの手順に入った。現代車労組は6日午前10時、蔚山(ウルサン)工場本館アバンテルームで開かれた「第20回賃金および団体交渉(賃金団体交渉)」で「交渉が決裂した」と明らかにした。表面的に現代車労組が交渉決裂を宣言した理由は会社側が一括協議案を提示していないからだ。労組は先月28日、第18回交渉で会社側に一括提示案を要求したが、会社はこの日まで提示案を労組に提供しなかった。
パク・ユギ金属労組現代車支部長は交渉決裂直後、記者会見で「20回にわたって交渉したが、会社は現在まで多くの条項を『受け入れられない』と繰り返している」とし、「これでは交渉が進まないと判断し、決裂を宣言した」と話した。