ＫＢ国民・ロッテ・ＮＨ農協カードから流出した個人情報１億４００万件が、すでに拘束された４人の金融業者のほかさらに１０人余りに販売されていたことが確認された。昌原（チャンウォン）地検は１６日「クレジットカードの個人情報を買い入れた金融業者がさらに１０人余りいるという事実を確認して内密調査を始めている」と明らかにした。彼らの一部は行方をくらましており所在を確認中だ。

これに先立ち検察は、流出したクレジットカードの個人情報を買い入れたＫ氏（３９）ら４人を拘束した。彼らは５００万（約４７万円）～７３００万ウォンを支払って個人情報７０万～７７３０万件を買い入れていた。Ｋ氏らが入手して融資の営業に使った個人情報だけで８０００万件を超える。

クレジットカード個人情報がより多くの金融業者に流出していたことを検察が確認する中で、クレジットカードの使用者はさらなる被害の憂慮に直面することになった。検察は現在の内偵（内密調査）中である金融業者が、個人情報を高金利の違法融資し営業に活用していたと見ている。流出した個人情報は名前や住民登録番号をはじめとしてクレジットカード番号・決済口座番号・携帯電話番号などだ。