南北高官級会談の日 駐韓米大使「終戦宣言への言及は時期尚早」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.14 08:40
ハリー・ハリス駐韓米国大使が13日、南北が望む早期終戦宣言について「いま我々が何かを話すのは時期尚早だ」と述べた。ハリス大使はこの日午前、ソウル国立外交院で「韓米関係:新しい65年に向かって」をテーマに講演し、終戦宣言の当事者は誰かという質問に対し「シンガポールで米朝首脳がした合意が履行されることが重要な出発点だと考える」と答え、このように話した。続いて「南北関係の改善を望むが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が述べたように南北関係改善と北朝鮮の非核化のための行動は同時に進まなければいけない」とし「現在行われている南北高官級会談の推移を見守る必要がある」と明らかにした。
これは南北関係改善と非核化は同時に進行すべきという従来の立場を確認したものだ。ハリス大使は今月初めのメディア懇談会でも、終戦宣言よりも北朝鮮が検証可能で実質的な非核化措置を取るのが先だという立場を表明した。