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【取材日記】韓国サッカー、芝から管理しよう

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.04 09:30
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先月31日にソウルワールドカップ競技場で行われたイランとの2018ロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9戦。9大会連続W杯本大会進出の命運がかかったこの試合で韓国は惜しくも0-0で引き分けた。

選手たちの不振は昨日今日ことではないが、この日には劣悪な芝の状態が俎上に載せられた。FW孫興民(ソン・フンミン)が最も直接的だった。孫興民は「芝の状態が悪く、自分たちの力を十分に発揮できなかった」と不満を表した。サッカーファンの反応は冷たかった。各ポータルサイトには「下手な大工が道具のせいにする」という叱責性のコメントが続いた。

 
しかし今回の件をきっかけに、今後は芝の問題が取り上げられないよう根本的な解決策を用意する必要がある。代表選手はその間、ソウルW杯競技場で試合をするたびにグラウンドの状態に不満を表してきた。匿名を求めた代表選手は「ソウルW杯競技場の芝は長い間使ったじゅうたんのようだ。密度も弾力も足りない。試合中、急に方向を変える時に足を取られる。このため選手たちはよく滑り、ボールも不規則なバウンドをする」と語った。また「国内の選手たちは代表的な施設であるソウルW杯競技場をかなり以前から嫌がっている」と打ち明けた。

実際、芝の管理システムが徹底されていないという批判が出ている。競技場を管理するソウル市施設管理公団はイラン戦を控え、年間予算の半分近い7000万ウォン(約680万円)を投入して芝を手入れした。しかし試合の2週間前だったため芝が十分に根付かなかった。国内のW杯競技場の芝は気温5-25度の涼しい場所でよく育つ寒地型だ。昼の最高気温が連日30度を上回り雨が多い8月の韓国の気候では成長が遅れるしかなかった。

大韓サッカー協会の消極的な対処も問題だ。その間、ソウルW杯競技場では芝の生育に悪影響を及ぼす大規模な行事がよく行われた。サッカー協会は少なくともW杯最終予選を控えては芝の保護のために管理主体側と積極的に協議をすべきだった。サッカー協会は競技が終わった後にも「競技場の管理権限がないためやむを得ない」という言葉を繰り返している。2002韓日W杯を控えて建設されたW杯競技場の芝の問題は毎年取り上げられている。ハン・ジュンヒ亜洲大スポーツレジャー学科兼任教授は「W杯競技場を最も多く利用する大韓サッカー協会やKリーグのチームが芝のメンテナンスに積極的に参加できるよう関連規定を変えるのがよい」と提案した。

ソン・ジフン/スポーツ部記者

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