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韓国外交部「長官候補の慰安婦『賠償』発言、日本の誠意が必要という趣旨」

ⓒ 中央日報日本語版2017.06.09 13:07
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韓国外交部は8日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官候補が前日の人事聴聞会で韓日慰安婦合意に不足している点があるとし「法的責任を糾明して賠償するべき」と述べたことに対し、「慰安婦被害者の当事者が日本側の誠意を感じることができる措置が必要という趣旨の発言」と明らかにした。

外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官はこの日の記者会見で、康候補が「責任糾明」と「補償」でなく「賠償」に言及したのは外交部の公式立場かという質問に対し、「昨日の康候補の言葉は、我々の国民の大多数が情緒的に合意を受け入れていない現実を認め、慰安婦被害者は日本側の誠意を感じることができる措置が必要だという趣旨のものと理解している」と伝えた。

 
康候補は前日の聴聞会で、慰安婦合意について「『不可逆的な最終的合意』は軍事的な合意に出てくる話」とし「『被害者中心』の観点で知恵を集め、誠意のある措置が取られるよう努力しなければいけない」と述べた。また「合意を守らなければいけないというのが国際社会の慣行だが、すべての案を検討することができる」とし、再交渉の余地を残した。

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