株価下がり債券利回りは上昇…韓国の金融市場に異常な動き(1)

株価下がり債券利回りは上昇…韓国の金融市場に異常な動き(1)

2015年05月07日09時01分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  6日のKOSPI指数は前日より27.65ポイント(1.30%)下がった2104.58で取引を終えた。取り引き中には一時外国人投資家が売り進み2100ポイントを割り込む局面もあった。2173.41で過去最高値まで狙っていたKOSPI指数は68.83ポイント(3.17%)落ち込んだ。これとは違い国債3年物利回りは先月20日から今月4日までの10取引日連続で上がった。この期間に0.2%上がり2013年6月から1年10カ月ぶりに最大の上昇幅を記録した。景気に敏感な10年以上の長期物利回りはさらに急激に上がった。

  株価上昇の動きに冷や水を浴びせたのは債券金利の上昇だ。これまで債券金利は韓国銀行の追加基準金利引き下げへの期待感から下落傾向を続けてきた。金利が下がるので資金は銀行から離脱して証券市場に集まった。主要国も景気浮揚のために量的緩和政策を競って進めた。典型的な流動性相場が演出された。しかし債券金利が上昇に転じると好循環はすぐに悪循環に急変した。トーラス投資証券のチェ・スンヨン研究員は、「現在のさまざまな国の株価上昇は低い金利のおかげだった。金利が上がれば現在の株価が適正なのかに対する懐疑論が出てくるほかない」と話す。

  債券金利上昇の原因は複合的だ。まず韓国銀行の基準金利の追加引き下げへの期待感が弱まった。第1四半期の経済成長率が0.8%を記録し、消えて行った景気回復の火種がそれなりに生き返ったのではないかとの期待が広がった。景気が生き返れば債券金利は上がるほかない。ここで証券会社が金利下落を狙って債券に投資し債券価格が過度に上がった(債券金利は下落)。この日証券株が8%急落したのもこのためだ。証券会社が金利が下がるとみて債券を大挙買い入れたが金利が上がり債券価格が落ちたため損失を出すと懸念するからだ。

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