【グローバルアイ】大谷や羽生よりもうらやましいもの
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.05 07:45
小学4、5年の時だったと思う。祖父に手を引かれて休日ごとに野球場に行った。東大門(トンデムン)の「ソウル運動場野球場」。朝8時から晩まで高校野球4、5試合を全部見た。300ウォンくらいだった野球場のハンバーガー(ハムのようなものが入っていた)と当時有名だった飲み物「サムガンサワー」で3食を済ませた。ソウル運動場は連日満員だった。毎日プロ野球のスコアを確認して一喜一憂する現在の習慣はその当時の思い出と無関係ではないだろう。
日本は「夏の甲子園」と呼ばれる8月の全国高校野球選手権大会を控えてすでに盛り上がっている。「春の甲子園」(選抜高校野球大会)と共に高校の野球部員には「夢の舞台」だ。
まだ予選が始まる前だが、大会を主催する朝日新聞の社会面には「私と高校野球」という名士たちの思い出話シリーズが続いている。インタビューにあまり応じない「日本政治のアイドル」小泉進次郎自民党議員(37)も先月30日付で登場し、「高校時代に二塁手と副主将を務め、神奈川県予選ベスト8に進出した。試合をするほど成長するのが高校野球の魅力」と振り返った。