<韓国兵銃乱射>警戒線長い22師団、他部隊への管轄調整が必要
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.26 11:27
イム兵長の銃器乱射事件を契機に22師団に対する「改造」の声が力を増している。長い距離と陸地と海岸すべて担当する非効率性のためだ。江原道高城(カンウォンド・コソン)にある22師団の警戒線は総延長97キロメートルだ。休戦ラインと接する前方だけでなく東海岸の警戒も担当している。前方28キロメートル、海岸69キロメートルに達する。軍関係者は「近隣地域の3師団や21師団と比較すると5~6倍に達する長さ」と指摘した。
ところが兵力規模は他の師団とほとんど差がない1万2000人ほどのため、兵士1人当たりの担当業務ははるかに多いと指摘されてきた。今回のイム兵長の銃器事件だけでなく、“ノック亡命”など大小の事故が絶えないのもこうした22師団の問題点が根本原因ということだ。