光復節に予定された日本首相の談話、なぜ繰り上げたか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.10 09:31
菅直人日本首相が今日発表する予定「菅談話」は陣痛の末に生まれた。談話に盛り込まれる謝罪の水位は予想通り終戦50年を迎えて1995年に発表された「村山談話」の水準に止まる見通しだ。ただ日本宮内庁に所蔵されている朝鮮王室儀軌を返還すると明記するのは大きな所得だ。何か“目に見える贈り物”がなければ韓国政府と韓国民から“リップサービス”にすぎないという非難が起こることを意識したのだ。
◆談話、どうして繰り上げたか=韓日強制併合100年を迎え菅首相が最初15日に予定していた談話発表を繰り上げたことには大きく2つの理由がある。
まず日本国内の要因だ。菅首相の談話方針があまり早く露出したため保守右翼団体の反発とデモが激しくなることを勘案した。首相官邸のある関係者は「右翼団体が連日官邸の前と国会会館の前でデモを起こしている上、これらがネットワークを動員して与・野党議員たちに談話発表を反対せよとけしかけている点を勘案した」と話す。それに閣議通過日程も考慮された。15日に談話を発表するためには日曜日の午前に臨時閣議を召集しなければならないが、当日午前には天皇が出席する戦没者追悼大会が予定されており、火曜日に決まったのだ。