【グローバルアイ】日本の小学生の「30人31脚」大会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.15 12:16
小学校の運動会の定番、二人三脚。2人の呼吸を合わせて走るのも容易でないこの競技だが、日本では30人がともに挑む大会がある。「小学生クラス対抗30人31脚全国大会」。1クラスの平均人員30人が、隣り合う足をひもで結んで、50メートルを走る記録競技だ。30人が横並びになって走るため、先にゴールインした児童ではなく、記録は最後に到着した児童を基準とする。不正なスタートは1回まで許し、出発ラインからゴールまで1分を超えれば失格処理となるのがこの競技のルールだ。
あるテレビ局が毎年、年末の特番として制作、放送している同大会の決勝戦は人気が高い。今年の決勝戦には地域の予選を通過した10クラスが出場した。はちまきをしっかりしめて、力強く合言葉を叫ぶ子どもたちが出発ラインから到着の地点まで、巨大な波のように走る時間はおよそ9秒。この短い時間の中には、一つの目標に向かって1年以上にわたり涙と汗を流した子どもたちの感動のドラマが含まれている。