大企業の採用市場も凍てつく…就業者数、金融危機後で最大幅の減少=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.21 08:45
大企業の雇用の減り方が尋常でない。内需景気が極度に良くない上に政局不安まで重なっているため企業が投資を控えているからだ。統計庁が20日に明らかにしたところによると先月従業員300人以上の大企業の就業者数は241万6000人で昨年1月より4万6000人減った。金融危機の余波で雇用市場が冷え込んだ2010年9月の6万人減以降で最も減少幅が大きかった。
10大企業グループのうち今年採用計画を確定したのは現代自動車グループとSKグループ、GSグループの3カ所だけだ。昨年1万4000人規模の公開採用を実施したサムスングループは「特検捜査が始まった昨年末から役員人事と組織改編作業が滞っており採用計画をまだ立てられていない」と話した。通常3月初めに出していた採用公告は多少先送りされる見通しだ。