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米選挙旋風起こした韓国人女性「トランプ氏の来年の再選、問題ない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.27 14:30
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ヨン・キム元カリフォルニア州下院議員(共和党)(57)は昨年11月、連邦下院議員選挙で旋風を巻き起こした韓国人女性だった。「ガラスの天井」を破る候補として注目されたが、開票終盤に逆転されて1.6%ポイント差で惜敗を喫した。キム氏は来年度米国大統領選挙と同時に行われる連邦下院議員選挙(任期2年)に再挑戦する。2泊3日の日程で26日に訪韓したキム氏は、来年のドナルド・トランプ大統領の再選に関して「米国内の雰囲気を見る限り心配していない」と話した。「トランプ政府の税制改革などによって米国内の失業率が50年ぶりに3~4%水準に下がり、海外に出て行った企業が米国に戻ってきた。地域雇用が増えて家庭(所得)が安定すると、トランプ個人より彼の政策を支持する有権者が多くなった」と説明した。金昌準(キム・チャンジュン)未来韓米財団の主催でソウル市内にあるRAUMアートセンターで開かれた後援行事でだ。

北朝鮮の非核化交渉に対してヨン・キムは「トランプ大統領が個人的に金正恩(キム・ジョンウン)委員長にラブコールを送っているが、彼の後ろにはマイク・ポンペオ国務長官やジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)のような参謀がいる」と強調した。「共和党の原則は10年前も今も決して変わっていない。『北核の検証可能な解体(verifiable dismantlement)がない限り、制裁解除や経済援助はない』『約束を守らない国家に補償しない』ということ」と説明した。今後の米朝交渉で「なし崩し的合意」はないということだ。米国内の共和党など保守の雰囲気を伝えてるものだ。キム氏は「個人的には北朝鮮の人権問題も必ず扱われるべきだという考え」と付け加えた。

 
韓国政府の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定に対しては、韓日米関係を強調した。キム氏は「米韓は共に血を流した同盟だが、米国の立場では日本も同盟」としながら「韓日関係に対する深い心配があるのは事実で、韓国がもう少し責任を持って韓米関係も支えていってほしいという次元」と話した。トランプ大統領の突発発言が韓米同盟を傷つけるおそれがあるという指摘に対しては「ときどき心配なのは事実だが、トランプ大統領も原則的に韓米関係の重要性を認識している」と話した。

キム氏はカリフォルニア州に地方区を置くエド・ロイス元下院外交委院長の補佐官として23年間活動してきた。4人の子どもをもつ「ワーキングマザー」でもある。大学のキャンパスカップルだった夫と1983年に韓国人の利益団体「韓米連合会(KAC)」を立ち上げ、米国内の全国的団体にまで大きくした。

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    米選挙旋風起こした韓国人女性「トランプ氏の来年の再選、問題ない」

    2019.08.27 14:30
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    ヨン・キム元州下院議員が26日、RAUMアートセンターで開かれた後援行事で発言している。カン・ジョンヒョン記者
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