サムスン家の離婚訴訟…財産分与、史上最高1兆2000億ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.07 10:46
李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長(46)と離婚訴訟を行ってきた任佑宰(イム・ウジェ)サムスン電機顧問(48)が、李社長を相手に1兆2000億ウォン(約1044億円)の財産分与の請求訴訟を別途に出していたことが確認された。国内における財産分与請求訴訟の請求金額では史上最高だ。
6日法曹界によれば任顧問は先月29日、ソウル家庭裁判所に離婚および財産分与の請求訴訟を起こした。慰謝料1000万ウォンと息子に対する養育権を求める内容も請求に含まれた。
通常、財産分与の請求訴訟で裁判所は結婚期間中に夫婦が共同で努力して増やした財産についてはその増殖と維持に寄与した程度を問い詰めて財産を分割する。任顧問も訴状で李社長の財産増加に本人が寄与していることを主張したという。ソウル家庭裁判所はこの事件を合議部である家事第5部(ソン・インウ部長)に割り振った。