「個人負債限界値に達したが不良化の可能性は少ない」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.26 10:49
韓国の個人負債1000兆ウォン(約100兆円)は全体の規模だけで見るとすでに正常な負債管理水準を超えたと分析された。しかし急激な経済不安さえないならリスクが現実化する懸念は大きくないという研究結果が出た。個人負債の相当部分を償還能力がある個人が抱えているという理由からだ。
韓国開発研究院(KDI)は25日、「個人負債リスクに対する理解とリスク管理体系の設計方向」と題する報告書を通じこのように分析した。これによると3月末に1024兆8000億ウォンと推定される個人負債は国内総生産(GDP)の85.6%に相当する。この比率が85%を超えるとリスク管理の臨界値を超えたものと推定される。この基準によるとすでに韓国の個人負債はいつ爆発するかわからない経済危機の信管になっているのだ。