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【グローバルアイ】虎よりも恐ろしいもの=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.21 14:36
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習近平・中国国家主席は今月に入って14回もの首脳会談を行った。韓国に行ってくるやいなや米中戦略対話に参加し、ドイツのメルケル首相に会うといつのまにかギリシャを経てブラジルまで行っている。ところで忙しさで言えば王岐山・中央規律委書記も、2番目なら嘆くこともないだろう。腐敗との戦争の責任を負って毎日のように公職者に軍人、企業家、今や国営テレビのアンカーまでつかまえている。

ところで先日会ったK教授は「忙しいことなど1つもないなんて、それほど容易なことがどこにあるか」と言った。「中国は古い昔から清白吏(清廉潔白な役人)のいない国だ。誰でも調べてみれば、みな(何か)出てくることになっている」ということだ。誇張の混じった表現かもしれないが、古今の中国史に博学な専門家の話であり、そんなものだろうと思った。

 
最近報道された何人かの地方役人の事例を見ながら、K教授の言葉が改めて思い浮かんだ。

内モンゴル自治区の法制主任をつとめた人物の自宅からカバンが1つ出てきたが、その中にマンションのカギ33個が入っていた。北京など都市と地方の各地はもちろんカナダにまでマンションを購入しておくのはたやすいことだった。彼は家に仏堂を整えていたが、そこから各種の骨董品・宝石・名品など2000点が押収された。金額で換算すると本人の月給の300年分だった。見間違ったのかと新聞を目の前にして確認しても確かに30年ではなく300年だった。ひょっとして印刷の誤植からもしれないと新華社通信の原本記事を探してみても同じだった。やはり大国ではスケールが違うと思った。

何度か暴力の前科がある男は2009年、河北省のある村の村長に選ばれた。住民たちを脅迫して投票用紙を奪い、自分の名前を書き込んだ結果だった。その日からこの男は村長の仮面をかぶった公共の敵になった。上級機関から降りてくる予算を着服するだけでは満足できなかったのか、住民たちにさまざまなことを負わせた。家屋の改良をするからと強制的に家の修理をさせてお金を着服し、春節には爆竹を売り付けてお金を取った。家畜の取引も必ず彼の手を経なければならず、さらには腐ったトウモロコシを買わされた。話を聞かない住民たちには、暴力の洗礼を加えた。申告しても、すでにグルになっていた警察は動かなかった。絶えられなくなったある青年が彼を殺害した。すると村民全員が連名で嘆願書を提出して救命運動を展開した。

これほどであればむしろ盗賊を村長の席に座らせたようなものではないのか。これは私だけの嘆きではない。「腐敗した地方役人たちは盗賊と同じ」と話したのは『許三観賣血記』を書いた著名作家・余華であった。そういえば習近平主席が腐敗清算の意志を明らかにしながら「虎とハエを一緒にひっ捕まえる」という表現法を使ったのにも、それ相応の理由があるようだ。「老百姓」、言いかえれば中国の庶民には遠くにいる虎よりも近くにいるハエのほうが恐ろしいのだ。汚い物は避けてしまえばそれだけだというが、ハエはずっとたかり続けるので、それがさらに恐ろしい。

イェ・ヨンジュン北京特派員

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