<北核実験>安倍氏「断じて容認できない」…自衛隊航空機急派して放射性物質採取
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.04 08:40
3日午後12時30分ごろ、北朝鮮北東部でマグニチュード(M)6を越える地震波が感知されたことを受け、日本政府は慌ただしく動いた。安倍晋三首相は東京の私邸に留まっていたが、官邸に急行して記者会見を開き「北朝鮮が核実験を強行したことは断じて容認できない」と述べた。続いて関係部署に情報分析と国民に対する正確な情報提供、米・韓・中・露との緊密な連携を指示し、国家安全保障会議(NSC)を招集した。会議直後の午後2時ごろ、河野太郎外相は日本政府が北朝鮮の地震波を核実験だと断定したと明らかにした。引き続き北京の外交チャネルを通じて北朝鮮に抗議したと説明した。
小野寺五典防衛相は今回の核実験に伴う放射性物質の分析のために、集塵ポットを搭載した航空自衛隊機を出発させたと明らかにした。航空自衛隊機T4はこの日午後2時、航空自衛隊三沢基地(青森県)、築城基地(福岡県)、小松基地(石川県)から離陸した。これら航空機は韓半島(朝鮮半島)に近接する日本地域上空を数時間飛行した後、基地に戻った。近く航空自衛隊輸送機C-130もキセノンなどの不活性ガスを収集するために出発させる予定だとしている。