執務室には金正恩の写真…金寛鎮氏がまた「救援登板」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.02 10:02
昨年2月の朴槿恵(パク・クネ)政権発足と同時に在野に戻ることで進路が決まった。後任は陸軍士官学校同期生の金秉寛(キム・ビョングァン)候補だった。しかしまた予期せぬ伏兵にあった。金候補が人事聴聞会直後に落馬したことで長官に留任し、42カ月間、長官を遂行した。金氏は金泳三(キム・ヨンサム)政権以来、最長寿国防長官という記録を残した。歴代の最長寿長官は1960年代の金聖恩(キム・ソンウン)長官の60カ月だ。
金氏の抜てきは朴槿恵政権初期の安保危機の中、強硬な対北朝鮮対応で朴大統領の信任を得たのが基盤になったという分析だ。青瓦台の関係者は「外交安保長官会議や国務会議の時、金長官の声に比重があった」とし「軍主要行事に大統領が常に出席したのも金長官を信任したため」と説明した。