韓国史、3年後の大学入試から必修…歴史意識強化方案発表(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.13 11:07
党政調はまた、教員の韓国史教育に対する専門性を高めるために9月から任用されるすべての新規教員に対して、韓国史能力検定試験3級以上の取得を義務化することにした。現職教員も検定試験3級以上を取得すれば教頭資格対象者として選定するという方案を検討中だ。現行5単位(1単位は1学期で週あたり1時間授業)の高校の韓国史授業時間は、来年から6単位に時数が増える。大学でも韓国史を教養科目として必修履修できるよう推奨する方針だ。
このような教育部の方針について専門家たちは、単純な入試連係だけでなく学生たちに正しい歴史意識を育成できる具体的な方案が必要だと指摘した。明智(ミョンジ)大学記録大学院のカン・キュヒョン教授(現代史)は「韓国史が何の準備もなく修能必修科目にだけ指定されれば、歴史教育が断片的な知識暗記にわい曲される可能性が大きい」として「歴史教育の強化に見合った内実ある教育過程を整備しなければならない」と話した。