オバマ大統領が「長年の友人」と呼ぶリパート氏…韓米外交界で再び話題に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.29 11:23
2006年1月にオバマとともにイラクを訪問したリパートは、ファルージャで米軍大佐と話を交わしたことがあった。その内容が気になったオバマが「イラクではどのようにすべきか」と尋ねると、リパートが「離れることです(leave)」と答えたエピソードは、オバマの中東政策を物語る象徴になった。2005年のロシア訪問時はオバマがリパートのシューズを借りてモスクワの米大使館で一緒に「マンツーマンバスケットボール」を楽しんだ逸話もある。ウォールストリートジャーナルは「オバマ上院議員がタバコをやめる前まで、リパートと会議の時や車に同乗しながら喫煙中に冗談を言い合った仲」で「2人は時には激烈な論争を交わしたりもした」と報道した。
就任後も大統領の信頼は続いた。ニューズウィークの編集者だったジョナサン・アルター氏の著書『The Promise:President Obama、Year One』によれば「オバマ大統領は(2009年)ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)会議を終えた後、しばしばマクドナーやリパートを別に上層階に呼んで対話をした」として「一部はこれをめぐって怒っていた」とした。