運航再開の済州-中国チャーター機…観光業界が期待
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.01 13:07
韓国国内最大のインバウンド(外国人対象の国内旅行サービス)旅行会社ニューファチョンのウ・ソンドク代表は31日、中国行きの飛行機に乗った。この日の「韓中関係改善関連の両国間協議」発表の直後、飛行機のチケットを購入した。ウ代表は北京・上海で現地旅行会社やチャーター機のエージェンシーなど10カ所余りを回って協議する予定だ。
ウ代表は「旅行会社の立場では韓中関係改善の発表を事実上THAAD報復が解除されたものとみている」とし「すぐに中国人観光客(団体旅行客)を誘致するための手続きに入る」と述べた。続いて「早ければ11月末、遅くとも12月中旬には1チーム以上が入ってくるだろう」と話した。昨年ニューファチョンは月平均中国人観光客10万人を誘致したが、その後は限韓令のため苦労してきた。ウ代表は「まずは年末までに1万人が目標」と話した。
「韓中関係改善関連の両国間協議」発表に産業界は喜んだ。特に旅行・観光業界が迅速に動いている。ニューファチョンのような中国専門旅行会社180カ所は事実上中断していた活動をすぐに再開した。限韓令が本格化した3月以降、国内の観光業界は冷え込んだ。