「KAL爆破事件」の金賢姫氏「北の平昌五輪参加には企みある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.27 13:08
1987年の大韓航空(KAL)機爆破事件の実行犯で、北朝鮮の元工作員だった金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚(56)が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を控え、「全世界の国は金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長を信じてはいけない」とし「金正恩委員長は五輪に選手団を送ったが、企みが見える」と述べた。
金賢姫氏は24日(現地時間)に放送された米NBCニュースのインタビューで「金正日(キム・ジョンイル)総書記は1988年ソウル五輪を妨害するために私を利用した」とし「今回の五輪を控えて金正恩政権が望むのは韓米同盟を断って韓半島(朝鮮半島)を共産化しようということ」と主張した。