<崔順実ゲート>崩壊した常識にうっ憤「順実症」深まるばかり(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.28 14:36
平等・公正などの価値が無視された点も怒りをあおっている理由と分析された。建設会社の課長であるチェさん(37)はチョン・ユラ氏が都市銀行で3億ウォン(約2825万円)の融資を0.8%の金利で利用したという報道を見た直後、その銀行に電話した。チェさんは「私が抱えている1億ウォンの融資債務に対しても同じ金利を適用してほしいと言ったが、拒絶された。腹が立ってたまらなかった」と話した。
成均館(ソンギュングァン)大学社会学科のク・ジョンウ教授は「長い間、公正な社会を作るために注いできた韓国社会の努力が水の泡になった。まだ韓国社会がこのように不公正だったのかに気付き、集団的挫折感が小さくないようだ」と指摘した。