【コラム】次の大統領が韓国の歴史に打つべき4つのピリオド(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.12 14:03
一つ目のピリオドは、韓半島の安保危機を克服し、韓国の外交安保戦略を時代と状況に合わせて再構成することだ。今、韓国の安保危険は戦争を控えた国のように高まっている。そして、米中対立と衝突の渦に巻き込まれ、北核脅威の前でもわれわれ自らのテコを逃している。もう米中の間で右往左往せず、大きな原則の下で中堅国の外交の枠組みを備えていかなければならない。何よりも韓米同盟を強硬にして中国など周辺国との関係を正常化し、北核危機を克服する当事者としての能力を備えなければならない。
2つ目のピリオドは、改憲で政治生態系を変え、われわれの民主政治と市場経済をめぐっている巨大な談合構造、既得権体制を解除し整理することだ。先に、改憲を通じて分権と協力政治を制度化し、国会を改革して政治・政策プロセスの生産性を高めなければならない。そして、既得権勢力を克服して工程競争体制を確立し、巨大な談合構造に閉じ込められている韓国生態系の健全性を回復させなければならない。