ベトナムに進出した韓国企業の明暗分かれる…その背景は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.10 13:16
#1.ベトナムの首都ハノイの北にあるイェンビンではこのところサムスン電子の携帯電話第2工場の建設が真っ盛りだ。この工場が完工すると2015年にサムスン電子のベトナム製携帯電話は2億4000万台に増える。現在の2倍で、世界のサムスン電子の携帯電話販売台数(今年5億台)の半分水準だ。サムスン電子関係者は、「ベトナムが携帯電話の生産基地の役割をしている」と話した。
#2.SKテレコムはベトナムで苦杯をなめた。2000年にLG電子、東亜エレコムとの合弁でSLDテレコムを設立してベトナムに進出した。現地企業のサイゴンポステルと協力して「エスフォン」というブランドまで作った。しかし全国網を敷くのにともなう設備投資負担、現地企業との経営対立、ベトナム政府の自国企業保護政策は大きな壁だった。結局2010年にSKテレコムは投資金2億2000万ドルをほぼ回収できずにベトナムから撤退した。