<南北首脳会談>金正恩委員長、北に戻って標準時から変更した理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.30 07:30
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に南と北の標準時を統一しようと提案したことを受け、北朝鮮の標準時「平壌(ピョンヤン)時間」は3年で歴史の中に消えることになった。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は29日、南北首脳会談関連の追加のブリーフィングでこうした合意事項を公開した。これを受け、韓国と30分間の差があった北朝鮮標準時が2年8カ月ぶりにソウル標準時と統一される。
金委員長が標準時を統一するという決心をしたきっかけは何か。青瓦台はこの日、公式SNSを通じて南北首脳会談の秘話を公開した。青瓦台によると、金委員長は「平和の家」の控え室にあった2つの時計を見て胸を痛めたという。その後、文大統領夫妻と歓談した金委員長は「今日このように良い合意をしたので、これをきっかけに北と南の時間からまず統一しよう」と提案した。