韓国統一長官「米国が煩わしく思うほど南北対話状況を知らせる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.27 11:25
韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官が26日、「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)以降にも韓半島(朝鮮半島)の平和の雰囲気を維持するためのカギは朝米間の接点を作ることだ」と述べた。
趙長官はこの日、財団法人韓半島平和づくりが主催した「第1回韓半島戦略対話」で、「国連が定めた五輪休戦決議期限が3月25日までであり、それ以降もこのような状況(平和気流)が持続させることが重要だ」とし、このように強調した。
趙長官は3月25日以降に韓米連合軍事訓練が延期された点に触れた後、「この期間(3月末)に朝米間の対話が始まるよう牽引していかなければいけない」と主張した。その理由として「韓米訓練が再開されれば北は当然強く反発するはずであり、その場合、北が挑発する可能性が高く、追加の対北制裁の悪循環が昨年や一昨年と同じ状況に戻る可能性が高い」と話した。