韓中将軍の400年の友情、THAAD問題で危機に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.17 10:24
「歴史上、危うい状況が発生するたびに韓国と中国はお互い助け合って苦痛を克服した。(明の)トウ子龍将軍と(朝鮮の)李舜臣(イ・スンシン)将軍は露梁(ノリャン)海戦でともに戦死した。明の陳リン将軍の子孫は今日も韓国で暮らしている」
中国の習近平国家主席は2014年7月4日、ソウル大学で特講し、このように韓中友好を力説した。しかし李舜臣将軍と陳リン将軍の400年余りの友情に最近、亀裂が生じている。数年前から韓国を訪問して友情を強調してきた陳リン将軍の中国の子孫が、高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島(朝鮮半島)配備決定に対する中国政府の報復攻勢のため、訪韓するのが難しくなったからだ。