解体運命の韓国海洋警察、中国漁船の取り締まりまで手回らず“放置”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.18 16:43
珍島のセウォル号沈没現場に人材と装備が依然として集中していたら、予想できない副作用も生まれている。代表的な問題が、違法操業する中国漁船の取り締まりがまともに行えないことだ。このような問題は、取り締まり実績からもそのまま確認できる。拿捕(だほ)した中国漁船は2010年370隻、2011年534隻、2012年467隻、2013年487隻だった。しかし今年に入って最近までは98隻にとどまっている。
大型艦艇がほとんどセウォル号捜索作業に投入される中で、海洋警察の警備艦1隻が100キロ以上の仁川~泰安(テアン)区間を行き来して警備に立っている。警備海域があまりにも広くて過度な負担を負っている。