トランプ大統領「状況は深刻」…ワシントンでは北ミサイル基地爆撃論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.30 08:57
トランプ米大統領は28日(現地時間)、米国の首都ワシントンまで打撃可能な北朝鮮の3回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に対し、激高する姿を見せた。トランプ大統領は「状況を非常に深刻に受け止めている」とし「これを扱って解決する」と述べた。続いて「我々は非常に深刻な対北朝鮮接近法(政策)を持っており、何も変わっていない」と語った。3回目のICBM発射以降も「最大限の圧力と制裁」という従来の対北朝鮮政策を変えないという意味だ。
米国家安全保障会議(NSC)のアントン報道官もこの日、FOXニュースに出演し、「大統領と閣僚らはみんな北核解決のための時間がいくらも残っていないということをよく知っている」と述べた。しかしホワイトハウスは軍事的オプションなどの強硬策への言及は控えた。アントン報道官は「経済的・外交的圧力を加えるための代案はまだ尽きていない。何よりも北朝鮮に対して最も大きな経済的テコを持つロシアと中国がさらにやるべきことが多い」と強調した。