ネイバーの創業者である李海珍（イ・ヘジン）理事会議長は２４日、ソウルＣＯＥＸで開かれた開発者カンファレンス「ＤＥＶＩＥＷ　２０１６」に参加し、「国境のないインターネットでグーグルやフェイスブックなどのように時価総額も大きくて認知度も（世界的に）確保している企業と競争していくには新しいアイデアを後押しする技術が最も重要」と明らかにした。

イ氏は「人工知能（ＡＩ）やデータ分析のような技術が臨界点を越えて実生活に入ってきた」とし「これからは技術戦になるほかないだろう」と説明した。また「ネイバーを設立した時から人材の半分は開発者が占めるべきだと考えてきた」とし「これからは技術が一層ものをいうのでネイバーの中でも子会社として立ち上げられるような体系を構築している」と話した。引き続き「外部投資に対しても、単なる資金投資から一歩進んでアイディアを出していく。優れた技術者やスタートアップに会って投資をして話し合っていく」と伝えた。

また、ことし７月、米国と日本に同時上場したＬＩＮＥに関連し、「ＬＩＮＥの上場も技術投資をするための本格的な資金確保の側面が最も大きい」とし「今後もこのようなこと（子会社の上場通した資金確保）を一生懸命続けていくつもりだ」と付け加えた。