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【社説】女性対象犯罪に立ち向かう「江南駅10番出口現象」=韓国(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.05.22 13:09
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女性に対する暴力と犯罪はすでに容認できる水準を超えた。法務研修院の『犯罪白書』(2015年)によると、殺人・強盗など凶悪犯罪被害者のうち女性の割合は2014年に88.7%に達した。10人中9人の割合だ。性暴行は2014年に10万人当たり58.2人で10年前の2005年の23.7件より2.5倍増え、犯罪に不安を感じる女性は2010年の67.9%から2014年には70.6%に増加した。

単に女性という理由で男性が女性を殺害する、いわゆる「フェミサイド」は世界的な現象だ。男性中心・家父長的文化に慣らされた社会で敗北感・劣等意識に陥った男の挫折と憤怒が極端な形で表出されたのがフェミサイドだ。女性を男性の所有物と考え女性が男性より劣等だという思考が支配的な社会であるほど深刻に現れる。女性嫌悪犯罪は女性の社会的地位が向上し男性優越主義に傷を負った男たちによって行われる犯罪で、各国で起きている現象だ。女性嫌悪犯罪者は「女性が生意気だから」あるいは「私を無視したので殺した」と罪の意識もなく抗弁する共通した特徴が見られる。女性が生意気ならば懲らしめなければならないという認識を堂々と示している。これに対し同調するグループが生じ、これにより男性と女性の間の性別対立へと突き進むケースも珍しくない。

 
江南駅10番出口でも似たことが起きている。被害者を哀悼して女性嫌悪犯罪に対して覚醒し対応策をまとめようという主張が出てくる一方、男性全体を闘争の対象とする陣営が形成され、反対に女性に対する攻撃性を見せる陣営が対抗し対立様相がみられる。しかしこうした攻撃的で消耗的な対立は問題解決に役に立たない。実際に追慕行列には女性ぐらいに多くの男性が参加している。

ゆがんだ腹いせの犠牲となった23歳の女性殺害事件は韓国社会の下位文化として存在する女性に対する暴力問題を水面上に引き出し公論化する機会を提供した。これを契機に女性暴力に対する根源的な対策と解決策を模索する方向を探さなければならないだろう。女性蔑視あるいは女性嫌悪は長く形成されてきた誤った性の役割と社会的観念に根を置いている。それだけ女性たちが安心して暮らせるようにするための捜査・行政当局の一次的解決策導出はもちろん、女性に対する偏見と男性中心文化を変える実効性のある男女平等教育がなされるように知恵を集めなければならない時だ。(中央SUNDAY第480号)


【社説】女性対象犯罪に立ち向かう「江南駅10番出口現象」=韓国(1)

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