追悼式で水をかけられても…与党代表「盧武鉉の功労を評価するべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.27 15:49
金武星(キム・ムソン)セヌリ党代表は26日にも盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領6周忌追悼式での件について口を開かなかった。午前に国会で会った記者が3日前の盧元大統領の息子・盧建昊(ノ・ゴンホ)氏の発言について尋ねると、手ぶりで質問を止めた。しかし午後に慶尚北道亀尾(クミ)を訪問した金代表は盧元大統領の功労を評価した。金代表は「盧元大統領への批判が多かったが、これからは功労を高く評価し、国民統合に進まなければいけない。盧元大統領の功労は地方分権だ。KTX金泉亀尾駅で見たが、荒野に都市が造成されたのは盧元大統領の功労だ」と述べた。
金武星と盧武鉉は長い間、愛憎の関係だった。金武星が自ら明らかにした2人の縁は27年前にさかのぼる。1988年の聴聞会を控えて金武星は統一民主党行政室長であり、盧武鉉は統一民主党の新顔の議員だった。金泳三(キム・ヨンサム)元大統領が党総裁だった。第5共和国清算聴聞会に法律家出身の盧武鉉を推薦したのが金武星だったという(2015年2月14日の金代表の発言)。しかしそれぞれ異なる陣営に分かれ、盧武鉉が反対陣営の支持で大統領になり、2人の関係がねじれた。金武星は弾劾を控えた2003年9月3日、ハンナラ党議員総会で「心から盧武鉉を大統領と認めていない」と述べた。2012年の大統領選挙では党の選挙対策委員会議長として、盧武鉉の北方限界線(NLL)発言も率先して批判した。盧武鉉の息子が追悼の言葉で、「元大統領がNLLを放棄したと選挙戦で血を吐くように読んでいた姿」と述べたのはそのためだ。