<野球>40歳の李承ヨプ、「爺さん」と呼ばれても幸せ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.24 16:02
2002年2月、米アリゾナのプロ野球サムスンスプリングキャンプ。パク・フンシク打撃コーチ(53)は当時のニューフェースの左打者を見て語った。「こいつ、李承ヨプの新人の時よりいいね」。
サムスンの4番打者に成長した崔炯宇(チェ・ヒョンウ、32)だった。2015年2月、サムスンの沖縄キャンプ。2002年の崔炯宇が「第2の李承ヨプ」だったなら、今年は「第3の李承ヨプ」がいる。長身(189センチ)で滑らかなスイングをする左打者を見ながらコーチは口をそろえた。
「あの子は李承ヨプの20歳の時のようだ」。有望株ク・チャウク(22)を見て述べた言葉だ。数え年で40歳になった李承ヨプは今年も後輩たちと一緒に野球をする。李承ヨプはもう崔炯宇を支えなければならず、ク・チャウクと指名打者を争うことになるかもしれない。1995年の入団後、21回目のスプリングキャンプ。李承ヨプは余裕を見せる間もなく汗を流している。熱い太陽の下の顔が真っ黒に日焼けした李承ヨプに22日、沖縄の赤間球場で会った。