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【コラム】朴槿恵の後ろ姿(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.17 10:18
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リチャード・ニクソンは1974年、ウォーターゲート事件で大統領職を途中で退いた。ニクソンは全世界に生中継されるテレビカメラの前で悲痛でゆがんだ表情で辞任声明を読み上げた。「…任期を全うすることができないまま大統領職を離れるのは本能的に悲痛なことです。しかし大統領として、私は国益を優先しなければなりません…。今、最も重要なのは、悲痛な感情はさて置き、国が受けた傷を癒やすことです。私の辞任が癒やしの始まりを早めることを願います。私はこの決定が下されるまでの過程で私が国民に負わせた傷に深い遺憾を表します」。

ニクソンはウォーターゲート事件を覆おうとうそにうそを重ね、報道官ロナルド・ジーグラーを以て「もうこのやり方は通じない(inoperative)」との論評を出し、自主的に辞退を決めた。そしてニクソンは自身の過ちによって国民に苦痛を与えたことを詫びた。そして何よりも早いヒーリング(治癒)を望んだ。

 
対照的に、われわれの朴槿恵(パク・クネ)前大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)を離れてソウル三成洞(サムソンドン)の旧宅に戻り、家の前に集まった支持者を相手に「時間がかかっても真実は明らかになるだろう」と弾劾不服を宣言した。

朴槿恵とニクソンはどこが違っているか。ニクソンには遠くを見る大局観があった。反面、朴前大統領はまだ事態を総体的に、概念的に見ることができないようだ。朴前大統領には元アイスランド大統領ヴィグディス・フィンボガドゥティルが言った「何が本当に国家に利益になるかを国民全体の普遍的利益の観点で見る倫理的理解力(ethical literacy)」が不足しているか、あるいは最初からないのではないかと思ってしまう。

朴前大統領は大統領の娘として、そして大統領として、青瓦台で20年も暮らした。宮廷のような青瓦台で数多くの秘書の補佐を受けながら暮らすことに慣れた朴前大統領にとって、三成洞の旧宅は独居の荒涼な空間であろう。その空間を満たしているのは氷のような孤独であろう。

しかし朴前大統領は本人のためにも、そして国のためにも、一日も早く癒やされなければならない。家の前の支持者の叫びは彼女をますます深い孤独へと追い込むだろう。権力乱用と賄賂授受に対する検察捜査が進められた後に行われる裁判過程の間、国を弾劾支持者と反対者の分裂・対決状態のまま放置することはできないのではないか。


【コラム】朴槿恵の後ろ姿(2)

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