韓経:中国に「3NO約束」で議論…青瓦台は「ゆっくりと効果現われるだろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.01 10:40
韓国と中国政府が31日に「韓中関係改善関連協議結果」を正式発表し高高度防衛ミサイル(THAAD)問題で冷え込んでいた両国関係は正常化に始動がかかったという評価が出ている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と習近平中国国家主席が10~11日にベトナムのダナンで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で会談することにしたのも韓中関係を急いで復元しようという両首脳の強い意志が込められたものと解釈される。
◇韓中THAAD問題ひとまず目をつぶることに
協議結果によるとTHAAD問題は現水準で「封印」されたと評価できる。両国がTHAADに対する立場は違うがこれまで進められたことに対しては問題にしないと合意したという意味だと青瓦台(チョンワデ、大統領府)は説明した。北朝鮮の核危機が東アジア全体に広がる状況でいつになく両国間の協力が切実という判断が作用したという分析だ。