黄禹錫教授チームの研究を再検証しているソウル大調査委員会は２７日「キム・ソンジョン研究員が黄教授チームの安圭里（アン・ギュリ）ソウル大医学部教授と尹賢洙（ユン・ヒョンス）漢陽（ハニャン）大医学教授から３万ドルを受け取っていたが、キム研究員から返され保管している」と明らかにした。

調査委は、２４日夜に帰国したキム研究員が面談調査で「父が２人の教授から３万ドルをもらった。私は受け取った事実や日にちなどは知らない」と言って調査委に金を預け、現在、保管中だということだ。

しかし調査委は「金の出処や提供した目的などは後で検察で捜査しなければならないものとみている」と付け加えた。

これに対し尹教授は「病院に入院していたキム研究員に、韓国の研究チームの代わりに治療費として２万ドルを渡し、安教授もその後１万ドルを与えたと聞いている」と述べているということだ。