「マカオ凍結口座は金正日総書記の統治資金」米

「マカオ凍結口座は金正日総書記の統治資金」米

2005年12月23日10時57分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  米国が取引を凍結させたマカオのある銀行口座に金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の統治資金が入っていると米国前職官吏が主張した。

  米政府は9月15日、マネーロンダリングの疑いで北朝鮮がマカオのバンコデルタアジアに開設した口座を凍結することにした。

  デイビッド・アシャー前国務省東アジア太平洋先任諮問官は22日、中央(チュンアン)日報と単独インタビューで「マカオで凍結された北朝鮮資金は金正日委員長の統治資金」と主張した。

  同諮問官はブッシュ政権1期に6カ国協議米国首席代表であるジェイムズ・ケリー前国務省次官補の補佐官出身だ。今年6月まで国務省、財務省、中央情報局(CIA)が網羅された北朝鮮犯罪対策組を主導してきた。

  次は一問一答。

  --16年前から北朝鮮が紙幣偽造をしてきたとしながらもどうして米国は今、問題視するのか。

  「クリントン行政府が平壌を刺激しないように紙幣偽造問題を取り上げなかったことは事実だ。しかし北朝鮮の犯罪行為がますます増え、米国は5、6年前から手綱を締めはじめた。3年前、ジェイムズケリー国務省東アジア太平洋次官補が北朝鮮の紙幣偽造に関する調査を促し、本格化された。交渉派だったケリー次官補と北朝鮮と核交渉をする一方、犯罪問題を必ず解決しなければならないという立場だった。米国人には犯罪行為に強硬派、交渉派の区別はない。北朝鮮と韓国はこの点を知らなければならない」

  --北朝鮮の不法取引行為とはどの程度か。

  「紙幣偽造以外にも偽タバコ製造が年間2億ドルにのぼると推定される。米司法当局は8月、ロサンゼルスで中国系麻薬組職を急襲したが、北朝鮮による偽造紙幣数百万ドルと麻薬、そして大量の偽バイアグラが発見された」

  --もし北朝鮮の不法行為が立証されれば米国は韓国にどんな措置を要求するか

  「何年も前から北朝鮮から来たり北朝鮮を経由したりするコンテナに対する徹底的な検査を要請してきた。北朝鮮産偽タバコと麻薬が南浦・羅津(ナムポ・ラジン)港から搬出されるコンテナに積まれ、中国港と釜山(プサン)港を経て全世界に輸出されるからだ。しかし韓国は納得する理由がなくこれを拒否している。韓国は北朝鮮の犯罪行為に目を閉じてまで太陽政策を続けてはいけない。北朝鮮は太陽政策でドルを稼ぎ、密造酒政策(Moonshine Policy)で不法資金を蓄積してきた。(密造酒とは禁酒法時代、家の裏庭にウイスキー製造施設を作り、真夜中に月明かりのもと密かに酒を作ったため)」

  --マカオに貯蓄された金は、金正日委員長の統治資金と関連あるのか。

  「北朝鮮はドルを稼ぐ産業が全くない。不法資金がなければ金正日委員長があれだけの多くのぜいたく品は買えないはずだ。マカオに凍結された資金も金委員長が来年、ベンツやコニャックを購入する金だったろう」

  --北朝鮮の紙幣偽造は米国に対する「経済戦争行為(act of economic war)だ」と責めた。これは戦争相手である北朝鮮を崩壊させなければならないという意味か。

  「金正日政権を交代させようという意味ではない。金委員長は合理的選択ができる人物だ。しかし北朝鮮が犯罪行為を続ければ崩壊ではないとしても孤立と貧乏から脱け出すことはできないだろう」
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