李在鎔サムスン電子副会長「朴前大統領との面談で何かを頼める雰囲気ではなかった」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.03 10:35
2015年に行われたサムスン物産と第一毛織の合併に対しても李副会長は介入しなかったと説明した。特検チームは2014年5月に李健熙(イ・ゴンヒ)会長が心筋梗塞で倒れた後、李副会長が経営権を継承するためには合併が必要だったと疑っている。これに対し李副会長は「私は第一毛織の株式を多く持っていたが(合併)業務についてはよく知らず、両社社長と未来戦略室がすべて処理した」と話した。
また、経営権継承と関連しては、「(李健熙)会長は重病により闘病中で意識はなかったが生存しているので(会長就任は)息子として道理ではないと考えた。当時われわれの系列会社が良い業績を出しており組織体制を揺さぶりたくなかった」と状況を説明した。李副会長は落ち着いた淡々とした声で特検チームの質問に答えた。合併など核心争点に対しては手ぶりを交えながら積極的に説明した。