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【社説】北朝鮮の仕業と確認された金正男氏殺害、隠蔽は許されない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.20 17:35
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金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件が予想通りに北朝鮮の仕業であることが確信できるマレーシア当局の捜査結果が昨日、発表された。男性容疑者5人が北朝鮮人というのは単なる偶然と決めつけられないところだ。北朝鮮を鉄拳統治している金正恩(キム・ジョンウン)委員長が権力のためなら、兄弟まで暗殺してしまう非道な怪物であることが改めて証明されたわけだ。

その間、韓国は主に核脅威という見方から北朝鮮問題に対応してきた。さらに、過去のいくつかの政権は世襲独裁政権によって北朝鮮の同胞が拷問され、強制労働所に連行され、機関砲で殺されても白を切ってきた。

 
だが、もうこれ以上北朝鮮の人権問題に沈黙してはいけない。異母兄だとしても近い血縁まで毒殺してしまうような独裁者が一般人をどのように扱うかは目に見える。金日成(キム・イルソン)主席・金正日(キム・ジョンイル)総書記時代にも粛清がなかったわけではない。だが、金正恩政権のように数十人が大量に処刑されたことはなかった。

そのため、今回の事件を機に北朝鮮の人権蹂躪実態の深刻性を国際社会に知らせると同時に、金正恩政権も圧迫する必要がある。来月、国連人権理事会で採択される「北朝鮮人権状況決議」にもこの問題に関する内容が含まれるように韓国当局は力を入れる必要があるだろう。

今回の事件を通じて金正恩委員長は、異母兄の金正男氏を除去することで自身の座を狙う潜在リスクをなくしたかもしれないが、国際社会での北朝鮮の孤立はより深化させている。特に、金正男氏に好意的な中国の感情を刺激したことが明らかだ。18日、中国当局が国連制裁のレベルで北朝鮮産石炭の輸入を全面中止すると明らかにしたことも、金正男氏暗殺に対する報復という意味で読み取れる。北朝鮮の対中輸出で石炭が占める割合は40%を超えている。このような戦略物資を売ることができなくなれば、今後北朝鮮の経済が被る打撃がどれほど大きいか予想できる。ただでさえ、孤立無援の状態に置かれた北朝鮮としては並大抵ではないダメ詰まりだ。

今回のように反倫理的蛮行で孤立をもたらせば、北朝鮮同胞の苦難はもちろん、政権の没落も促すということに金正恩政権は気付くべきだ。

韓国当局は、今回の事件の真実が隠蔽されないように金正男氏の遺体の引き渡し問題に万全を期す必要がある。金正男氏もどのような状況であれ、当然尊重されるべき人間だ。だからこそ、彼の遺体は遺族に引き渡されるのが妥当だろう。マレーシア警察側でも数回にわたってこのような原則を明らかにしたことがある。ただし、懸念されるのは、13日にマレーシア副首相が問題の遺体を「北朝鮮に引き渡す」と、これまでとは異なる立場を発表したということだ。遺体の引き渡しをめぐってマレーシア内で混乱が起こり得るということを示す例だ。したがって、韓国当局は金正男氏の遺体がもしも北朝鮮に引き渡され、真実を隠す偽りやごり押しに悪用されないように徹底して対応する必要がある。

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