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【時評】民族主義という名の怪物=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.22 11:57
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民族主義は怪物だ。普段は隠れていてよくわからない。姿を現わせば想像外の力を発揮する。うまく治めれば爆発的動力になるが、手綱を離した場合は途方もない犠牲を招くこともある。

歴史的にドイツの民族主義を見れば怪物の真の姿があらわれる。1807年にドイツの哲学者フィヒテの大衆講義「ドイツ国民に告ぐ」は民族主義を共同体発展動力に昇華させた成功事例だ。フランスのナポレオンがプロイセンの首都ベルリンを占領するとドイツ人は絶望した。フィヒテの表現によれば「死んだ体を捨てることができず…、病気になった体に戻れないかと無駄あがきする亡霊」と同じだった。

 
そんなドイツ人にフィヒテは民族主義を叫んだ。「みんなが決然と奮起するならば、ドイツ人に最も栄光な記念を約束する一時代が花開くのを見ることになり、ドイツの名前がすべての民族で最も栄光な民族として高められるのを見るだろう」と叫んだ。決然と奮起する方法として教育革命を強調した。国民教育を通じて(敗戦の原因である)利己心を打破しようということだ。

当時欧州は近代的な意味の民族主義と国民国家がちょうど形成された時期だった。フランスに踏みにじられたドイツはゲルマン民族主義という動力に燃料を入れ火をつけて統一と国民国家形成の道に進んだ。その結果64年ぶりにフランスとの戦争に勝利しベルサイユ宮殿で「第2帝国」を宣言することによって統一の夢をかなえた。

これに対しヒットラーのナチズムは最悪の民族主義に挙げられる。ナチズムはドイツ民族主義に人種主義まで加味されたファシズムだ。優秀なドイツ民族の血統を守るため「ドイツ人の血統と名誉を保護するための法律」を作った。ユダヤ人とドイツ人の結婚を禁止し、すべての新郎・新婦は血統に関する証拠書類を提出するようにした。不純な血統に対する大掃除がホロコースト(ユダヤ人虐殺)だ。劣等民族に対する支配はすなわち第2次大戦だった。注目すべき部分はヒットラーもやはり民主的手続きで執権したという点だ。ドイツ国民は政治的扇動に巻きこまれ民族主義という怪物の手綱を離してしまったことを当時はわからなかった。

このような辛い歴史があるため西欧では「民族主義」といえば非常に否定的な意味と受け止められる。排他的で攻撃的民族主義を意味するショービニズムあるいはジンゴイズムを連想させる。このように排他的民族主義と戦争に対する恐怖心が広まっているため欧州統合として国境を崩すことが可能だった。21世紀の欧州では少なくとも国レベルの民族主義は消えた。


【時評】民族主義という名の怪物=韓国(2)

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