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【コラム】日本の漫画『進撃の巨人』シンドローム(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.07.17 15:38
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もちろん原作者がこれを意図したという証拠はない。またこの漫画は、先立って話したように、多様な含みで世界の人にアピールできる。だから軍国主義の漫画だと追い立てて排斥する必要はない。しかし日本の特定集団に極右的なインスピレーションを与える可能性もあることを念頭に置くべきではないだろうか。

そのような面で、日本特有の巨大ロボット漫画を注視する必要がある。まず巨大ロボットは普遍的にアピールするに値する。人間は天地創造の時から巨人を恐れてきたと同時に自ら巨人になりたいと思う欲望があるためだ。先端テクノロジーの時代に人間が最もかっこ良く巨人になる方法は、巨大ロボットに乗って操縦するということだろう。

 
日本的な巨大ロボットはハリウッドにも輸出された。今週末に韓国と北米で封切られた映画『パシフィック・リム』もそのような巨大ロボットが巨大怪物と戦う映画だ。『トランスフォーマー』シリーズと比較されたりするが『パシフィック・リム』は人間のパイロットがロボットを操縦するという点で日本の巨大ロボット漫画にはるかに近い。偶然にもこれらの巨大ロボットは“猟師”を意味するイェーガー(jaeger)と呼ばれる。『進撃の巨人』の主人公少年と同じ名前だ。

『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督はあるインタービューで「(この映画が)戦争を美化するように見えるのを避けようと」、わざわざ登場人物に軍隊式の階級名称を付けなかったといった。この話は、巨大ロボット映画が非常に軍国主義的に見える可能性があるということを傍証するものだ。それで、これまでの日本の巨大ロボット漫画談論が広がる時には軍国主義論争が出てきたりしたのだ。

もう一度言うが、『進撃の巨人』でも巨大ロボットでも作品自体をわざわざ排斥する必要はない。良い作品は韓国人も共有することができる。しかしそれがどんなふうに受け入れられるのか--最近右傾化する日本でどんな脈絡で人気を得るのか--注意深く見極めなければならない。日本の軍国主義の最大被害者であった韓国は、いつも目を見開いていなければならないのだから。

(中央SUNDAY第331号)


【コラム】日本の漫画『進撃の巨人』シンドローム(1)

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