福島県の佐藤知事「根拠のないデマは残念」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.06 10:47
昨年3月の東日本大震災当時、原子力発電所の事故で注目を浴びた福島県の佐藤雄平知事は「すべての災害は最悪の状況を仮定して備えなければならない」と強調した。佐藤知事は、「事故を契機に原子力依存度を最大限低くしなければならないという考えを持つようになった」と明らかにした。インタビューは先月30日に福島県庁知事室で行われた。
――「福島で耳のないウサギが生まれた」という話が出回るほど放射能汚染の懸念は少なくない。(県庁の説明ではゴルフ場が多い福島県を訪れた年間4万3000人余りの韓国人が3800人に減った)
「県民はもちろん、すべての日本人がそのような根拠がないデマを残念だと考えている。正確な数値、情報を見せなければならないと改めて感じる。不安解消のために県民健康管理調査を実施している。これまで出てきた専門家らの統計調査結果によれば放射能による県民の健康被害はない。農水産物も生産、流通、消費の3段階で徹底的に調査中だ」