<サンドイッチコリア>日本・中国の軍事力を緊急診断

<サンドイッチコリア>日本・中国の軍事力を緊急診断

2007年03月29日16時45分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  日本と中国が最近、国家戦略レベルで大々的な軍備強化に乗り出していることで、北東アジア地域の軍事的安定が脅かされている。 これは金章洙(キム・ジャンス)国防部長官が27日、極秘裏に国防部を訪問した米国中央情報局(CIA)のマイケル・ヘイデン局長に「中日両国がお互いを口実に軍事力を増強し、韓国が‘サンドイッチ’状態になっている」という要旨の発言をした背景だ。

  ◆日本=北朝鮮の核・ミサイル開発と中国の軍備拡大に対処するという理由でこの数年間、自衛隊戦力増強に拍車を加え、昨年の北朝鮮核実験以後はさらにペースアップしている。 今年1月9日には防衛庁を防衛省に格上げし、首相を通さず重要案件を直接閣僚会議に提出し、独自に予算を要求できるように改めるなど、制度も整備した。

  特に、目につく戦力増強事業が弾道ミサイル防衛力の強化だ。 海上自衛隊は韓国が保有していない先端SM-3ミサイルを搭載できるよう、4隻の「こんごう」(7250トン)級イージス艦を現在アップグレード中だ。 SM-3を備えれば北朝鮮などの弾道ミサイル迎撃が可能だ。 これを受け、イージス艦は2010年に作業が終わりしだい、ミサイル防衛(MD)システムを整えることになる。

  これに先立ち、今年は同一機能を備えた次世代「あたご」(7700トン)級イージス艦が実戦配備される。 日本が米国主導のMDに参加したことが先端武器システム導入につながっているのだ。 また年内には、100余の目標物を同時に打撃できる先端イージス級ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)を米国から975億円で、ミサイル搭載潜水艦も562億円で導入するなど、海上戦力を大々的に拡充している。

  古いF-4s(90機)とF-15(200機)を09年までに250-300機の新型戦闘機に変える次世代戦闘機事業も大きな関心を集めている。 自衛隊が空軍戦力をできる限り増強して地上軍を支援するという「エアカバー」概念を前面に押し出しながら、世界最強と評価される米国の先端F-22(ラプター)ステルス戦闘機に目を向けているからだ。 現在、韓国や中国のどの航空武器体系よりも優れ、対敵相手がいない程であるうえ、戦闘行動半径は1200キロと、韓半島全域はもちろん中国東部産業地域までも作戦圏に収める恐るべき戦闘機だ。

  フィナンシャルタイムズ紙によると、F-22の戦力を理由に米議会が海外販売を拒否すると、日本側は欧州コンソーシアムのユーロファイタータイフーンの導入を検討しているという話を流し、米国に圧力を加えている。

  さらに北朝鮮ミサイルの脅威への対応とMD参加を前面に出し、計7140億円を投入してパトリオットミサイル最新機種(PAC-3)などを導入、最近は東京周辺首都圏への移動配備も可能にした。 早期警戒機E-767(4機)、E-2C(13機)など強大な先端電子戦力を備えているうえ、今年から偵察衛星4基体制を完備し、韓半島を含む北東アジア一帯を24時間監視する能力まで確保した。

  2012年までには80機の海上哨戒機を導入し、南中国海(日本名・南シナ海)や東海(トンへ、日本名・日本海)で海上哨戒能力を強化する予定であり、北朝鮮・中国を監視する無人偵察機の導入も推進中だ。

  ◆中国=中国は今年、国防予算を前年比17.8%増の449億ドルに増やした。 これは韓国防衛費の1.5倍にあたり、昨年の日本防衛費411億ドルを超える。 さらに、実際はその3倍にのぼるという観測もあり、周辺国を緊張させている。 AP通信によると、68億ドルの増額分は主に軍事装備の現代化に使用される予定だ。

  中国は特に軍事技術が著しく発展し、警戒対象になっている。 1月には衛星攻撃用ミサイル(ASAT)を発射、859キロ上空の人工衛星を迎撃する実験に成功し、世界を驚かせた。

  これとともに先端武器システム導入にも拍車を加え、全世界を対象に作戦を展開できる戦略武器、航空母艦も建造中だ。 中国は9万3000トン級大型核推進空母を自国の技術で建造しており、2020年ごろ戦力化すると予想されている。

  これとは別に、過去にロシアから導入した6万7500トン級未完成空母「ワリャーグ」を来年の実戦配備を目標で改造している。これを受け、中国は早ければ来年にも世界10番目の空母運用国になる見込みだ。 このため昨年、艦載機Su(スホイ)-33(50機)をロシアから導入する契約を結んだ。 これは、中国軍事力が地域紛争に介入する戦術的な水準を越え、世界戦略を展開できるレベルに向けて日進月歩していることを見せている。

  中国はまた「旅海」級イージス艦4隻を建造し、射程距離8000キロの「巨浪2」ミサイルを搭載した戦略核潜水艦3隻を2010年までに確保するなど、大洋海軍戦力確保に拍車をかけている。 胡錦濤・国家主席主席は昨年12月、海軍に「海洋大国を目指して強力な海軍を建設しなければならない」とし、これに向けて必要なあらゆる措置を取るよう指示した。

  航空戦力も急速に強化されている。 米軍事専門誌ディフェンスニュースによると、中国は米国が最近沖縄に配備したF-22を攻略対象に想定、2015年の実戦配備を目標に最先端ステルス戦闘機J-13とJ-14を開発中だ。 同誌は、この先端機種は韓国・日本・台湾が現在保有するいかなる戦闘機よりも性能が優れていると予想され、北東アジア地域の軍事力均衡を崩し、軍備競争を触発する可能性がある、と指摘した。

  中国はロシアのSu-27をJ(殲)-11という名前でライセンス生産するほか、J-10を自国で開発し、最近60機を実戦配備した。 この機種は日本の主力機F-15Jや韓国空軍のF-16に匹敵する性能であり、地域の緊張を高めると指摘されている。
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